今日も昨日に引き続き、「DTP基礎」短期集中講座が開講される。
短期集中講座
昨日から今までに学んだDTPの知識と技術を生かして作品を作る。
まず、高校を紹介するハガキである。
昨日の講座終了時には中間提出してもらったが、
今日は中間提出してもらった作品を講評後、修正事項を確認し、
ハガキを完成させる。
題材は同じであるが、作品一つひとつは全く異なるデザインである。
誰ひとりとして同じ作品を作る生徒はいない。
また、講評前・講評後の作品を見比べてみると、かなりの改善がある。
生徒のDTPへの意気込み、わずか2日であるが成長を感じた。
生徒は今日も新たな知識・技術を学ぶ。
普通に文書を作るだけでは使わないであろう機能もたくさん学習する。
例えば、「日本語と英字・数字の間に自動的に入ってしまう間隔をなくす」など。
修正前・後では、英数字の前後の間隔が異なることが分かる。
昨日・今日学んだ知識・技術を活用して、教科書に従ってWordでのDTP作品を作る。
生徒が実際に作成した(作成している)ものは以下のものである。
(フェアチラシ)
(メニュー)
生徒が作成し、提出した作品は、画面のキャプチャを利用して切り出し、
Webページに掲載する。
今日は印刷プレビューから範囲選択をしてキャプチャを行う。
図形と画像の処理
生徒の講座が終わると、今日はAdobe社のPhotoshopとIllustratorを用いての学習を行った。
<Photoshop>
・ヒストグラムとレベル補正
コントラストの調整
・トーンカーブ
2値化やホワイトバランス調整
・画像のトリミング
ピクセル数を指定して範囲選択可
・画像をWeb用に保存
画像の画質を調整し、ネット上に掲載しても表示が遅くならないようにサイズを調整
<Illustrator>
・エリア内文字ツール
図形の内側に沿ってテキストを入力することができる
・パス上文字ツール
図形の縁に沿ってテキストを入力することができる
※この記事に掲載している写真は、Photoshopで処理したものである。
感想・まとめ
生徒の発想力の豊かさ、わずか2日間での成長に驚いた。
「揃える」ということを意識するだけで、格段に良い作品が出来上がる。
十人十色の作品が出来上がるこのような授業は、生徒にとっても教師にとっても、飽きの来ない楽しい授業となるに違いない。
図形・画像処理の知識は無知に近い。
PhotoshopやIllustratorを上手に活用することができれば、教師としてはもう一段階上の授業資料を作成することもできるだろう。
日々様々な知識・技術を得ることができ、毎日がとても充実している。
明日は午前中はいつも通り校内で講座が行われる。
午後は新横浜の専門学校に移動して、DTPに役立つ色彩の学習をする予定である。
明日も生徒と共に頑張りたい。
ご苦労さまです
返信削除生徒と共にインターンシップの皆さんも成長を感じます。知識・技術が本当に身につくように、後半は「活用すること」を心がけましょう。
最終日は模擬授業を課しますので、その題材を考えはじめてください。