本日より、「DTP基礎」短期集中講座が開講された。
参加する生徒たちは今日から6日間の日程で、DTPの基礎を学んでいく。
TTとしての活動
先生や教育実習生のもとで展開される授業のサポートを担当する。
昨日までの2日間で学習した内容を、生徒に指導する。
昨日までに特訓した内容のため、生徒が困っていたらある程度サポートすることができたが、
詳細設定については、瞬時に対応することができず、戸惑ってしまうこともあった。
教える側としては、細かな事柄も前もってきちんと把握しておき、
生徒に瞬時に対応できるようにしたいものである。
とはいえ、生徒とコミュニケーションをとりながら、楽しい授業が展開されたのではないかと思う。
楽しい授業となるためには、様々な工夫がある。
パソコンでの淡々とした地味な作業が続けば、生徒は眠くなったり、つまらないと感じたりしてしまう。
6日間という短期間での集中講座ということもあるが、目の前にゴールを示してあげることで、やる気を引き出すことができることがある。
段階を追って作品を仕上げていく授業では、とても重要なことであろう。
また、この講座には外部の高校から参加している生徒もいる。
その生徒には、初めての環境での不安をなくしてもらうことも必要である。
名刺の作成
生徒の作業の合間には、名刺の作成を行った。
昨年度このインターンシップに参加した教育実習生の指導を受け、
Publisherを使って名刺を作り始めた。
昨日学習した、余白・グリッドの設定を行うことで、
大きさを合わせ、統一感のあるデザインを施した名刺を作ることが出来る。
IrfanViewを用いた画像の編集・加工
生徒の講座が終了した後、画像の編集・加工について学習した。
ここでは、フリーソフトのIrfanView(イルファンビュー)を使用した。
・大きなサイズの画像を小さくする
生徒用に配布する画像が大きすぎると、校内サーバーがすぐにいっぱいになってしまう。
生徒の使用用途はせいぜいパワーポイントに貼り付けるなどして、画面に表示することなので、大きな画像は必要ない。
・ファイル名の一括変換
複数の画像ファイル名を統一する。
・画像の切り取り
大きな画像の必要な一部分を切り取る。
・画面の取り込み
コンピュータ上の画面をキャプチャすることができる。
教師は生徒へのパソコン操作の説明などの配布資料に掲載して配布することができる。
(画面の取り込み例)
・色調補正
光の三原色RGBの実験ができる。
たとえば、Rの要素をなくすとどんな風に見えるか。
授業での活用ができる。
POV-Rayを用いた3DCGの作成
3DCGソフトPOV-Rayを用いて、3DCGを描く体験をした。
以下は作成したもの。
↓ ↓ ↓
よく見ると、上の画像は斜めの線がぎざぎざになってしまっている(ジャギー現象)。
中間色の画素を配置することでジャギー現象の影響を低減することを、アンチエイリアシングといい、下の画像にはこのアンチエイリアシングを適用させている。
感想・まとめ
今日から「DTP基礎」短期集中講座が始まり、実際に生徒と接することになった。
これまでに学んだ知識を生かして、サポートしていく。
明日以降も、生徒と積極的にコミュニケーションをとりつつ、共に学んでいきたい。
IrfanViewの驚くべきたくさんの機能に感動し、早速自分のパソコンにもインストールした。
積極的に活用していきたい。
ご苦労さまでした
返信削除授業がはじまり、いよいよインターンシップの本番です。教育実習生のように「教える」ことはできませんが、教え方の工夫を読み取り、自分ならばどう教えるか考えながら過ごしてください。
早速教えたソフトを活用していますね。教材作成の技術を身につけてもらいますので、ブログでも使いこなしてください。