2010年8月12日木曜日

Day 9 - 模擬授業計画、スクラッチ

インターンシップは明日で最終日を迎える。
明日は、模擬授業が予定されている。

「DTP基礎」短期集中講座は昨日で終わってしまったが、今日も何人かの生徒が未完成の作品を完成させるために学校に来ていた。

模擬授業の準備
最終日に行われる模擬授業の準備のため、午前中はほぼすべて、模擬授業の準備のための時間に充てられた。
10分以上の情報の授業という設定で、各自がテーマを定め、学習指導案と配布資料を作成することになっている
テーマは定まったが、どのように授業を進めたらいいものか、なかなか思いつかない。
教師は毎回の授業計画にたくさんの時間をかけることはできない。
週に複数の授業を受けもつこともあるだろうし、教えること以外にも仕事はある。
だからといって、授業を手薄にすることはできない。
生徒が学びたいという意欲のもとに学校に通っている限り、教師はそれに応えなければならないだろう。
「DTP基礎」短期集中講座では、生徒の学びたいという意欲がひしひしと伝わってきた。
生徒が頑張っている姿を見ていると、自分も頑張ろうという気持ちになる。

明日の模擬授業では、直接生徒を相手にすることはできないが、
40人の生徒がいると思って、今の自分ができるだけの模擬授業をしたいと思う。

スクラッチ
「スクラッチ」とは、プログラミングのためのソフトの一つである。(無料で公開されている)
命令を組み合わせるだけで、簡単にアルゴリズムを組むことができる。
一般的なプログラミング言語のように、ソースコードを入力する必要はない。
また、プログラミングの対象を常に画面上で見ることができる。
プログラミングに初めて取り組む生徒にとっては、良い環境だと思われる。


以下は、オリジナル作品である。


まだ作成途中であるが、バナナをどの動物にあげるかの判定プログラムである。
サルをクリックすると、バナナのところにいき、「正解」と表示する。
それ以外の動物をクリックすると、バナナのところにいくのだが、笑い声が聞こえてくるというプログラムである。

生徒一人ひとりが、それぞれ異なる作品を作成することで、
発表し合ったり、友人の発表から新しいアイディアが思いつくということもあり得るだろう。
一般的なソースコードを入力するプログラミングの基礎としても機能する。

生徒の作品のWeb化
今日までに生徒が制作した作品を画像化し、Webにアップする作業を行った。
Publisherで制作した作品だったため、JPEGやPNG形式で保存し、画像化は完了。
作品画像をAdobe Photoshop ElementsでHTMLフォトギャラリーとした。
こうして、HTMLファイルが完成する。
今日は、このHTMLファイルを転送する作業も行った。
管理者権限で、HTMLのソースコードを変更(文字入力とリンク作成等)し、リンクの対象となるファイルを参照先にコピーした。
校内Web上に公開するため、FTPの使用は不要である。
このようにして、名刺作品と最終課題-三つ折りチラシの作品集を完成させた。

感想・まとめ
情報科の模擬授業は初めてである。
明日の模擬授業から、様々なことが学べたらと思う。

プログラミングとして、「スクラッチ」を学習した。
初めてプログラミングをする生徒、特に文系の生徒には分かりやすいし、面白いと思った。
活用法を研究したい。

明日でインターンシップも最終日である。
振り返ってみると、ここまでの9日間はあっという間であった。
あっという間の9日間には、たくさんの学びとたくさんの思い出が詰まっている。
その集大成として、明日は模擬授業を行う。
最後の最後まで、学び、研究し、将来につなげることができたらと思う。

1 件のコメント:

  1. 皆さんのブログを読み返してみると、成長ぶりが良く分かります。このインターンシップが終わっても、自らアンテナを張って新しい知識技術を身につけていってください。
    明日もやりますよ!

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