10月の活動報告と11月の抱負を述べさせていただく。
情報処理技術者試験―基本情報技術者
10月18日(日)、情報処理技術者試験の2010年度秋期試験が開催された。
今回は、基本情報技術者試験に挑戦。
情報科教員を目指すにあたり、I先生に受験を勧められ、是非取得しておきたいと思い受験した。
受験しての率直な感想としては、まだまだ基本情報技術者としてのレベルに達していないということ。
聞いたことがない用語が多くあったし、午後問題はほとんど解くことができなかった。
事前の試験勉強が十分にできなかったことを反省している。
ただ、試験教室のまわりを見渡すと、大学生が多い中、社会人の方も多数受験していた。
まだ遅くはない。
早いうちから受験をはじめ、できるだけ早く合格したいものである。
来年度春期試験には必ず挑戦し、必ず合格したい!
情報科教育法
文科系の学部に所属し、情報科の教員免許を取得するとなると、理科系の内容を多く扱うことはできない。
情報科教育法担当の先生が文科系の先生であり、文理を広くカバーする情報科の内容をすべて網羅するのは不可能に近い。
そこで、多くはない文科系の情報科教員としての素養を積んでいる。
10月の授業でのテーマとしては、情報と言語の問題がある。
言語は一種の情報であり、コミュニケーションのツールとして必要なものである。
日本では日本語が公用語として使われ、小学校高学年から外国語=英語を学ぶことになっている。
外国語=英語としたのは、学習指導要領には教科として「外国語」が設置されているが、その外国語として学ぶのは、ほとんどの場合「英語」となっているからである。
子どもたちの否応なしに外国語として「英語」が必修となっている。
英語が嫌いな生徒は、外国語習得ということすら嫌いになることがあり得る。
多くの日本人は学校で英語を学ぶが、流暢にコミュニケーションを行うまでには達しない。
日本人の英語力の低さは周知の事実である。
いかなる英語教育を行わなければならないのか、一部では英語を学ぶことをやめるべきであるとも言われている。
また、英語と日本語の場合での、キーボードでのタイプを考えてみる。
日本語では、ローマ字を入力し、ひらがなを漢字に変換するというプロセスが必要である。
そのため、画面から目を離すことができない。変換対象となる漢字は多くの場合多数存在するからである。
英語の場合ではどうだろうか。
英語は26文字のアルファベットといくつかの記号で構成される。
変換が必要ないのである。画面を眺めていなくても入力し続けることが可能である。
ここに英語を扱う者と、日本語を扱う者との差が生じる。
圧倒的に英語を入力していく方が速い。
日本語を扱う者は画面を眺め続けなければならないため、比較的疲労がたまりやすい。
仕事は圧倒的に英語を扱う者の方が速くなる。
言語という情報をひとつとっても、様々な分析を行うことができる。
「英語」の教員免許も取得するにあたり、このような側面からの「情報」へのアプローチを行っていきたいと思う。
その他の教職課程講義
情報科教育法以外の教職課程の講義を一つ取り上げる。
教育実習I
この授業は、明治大学教職課程の必修授業で、来年度の学校実習に向けた準備を行うことに主眼が置かれている。
授業は来年度まで続き、来年度まで担当の先生が固定されている。
授業は時間割の1コマに組み込まれているが、不定期に、半期で9回実施される。
10月には2回あったのだが、
1回目は、自己紹介1分半スピーチを行った。
教職課程を履修する他の学生の前で、1分半の間スピーチを行う。
教職への意思を交えて、自己紹介するというものだった。
2回目は、教職課程の日々と題し、ビデオを閲覧、その後グループ討論を行った。
教育実習がどのようなものであるのか、実際の教育実習の模様を撮影したビデオを見た後、教育実習生としての心得について議論する。
教育実習ではどんなことに気をつけなければいけないのか、4~5人のグループで話し合う。
・生徒は教師が黒板に書く文字を良く見ている。また、授業時間には板書の時間も含まれるということから、正確かつ丁寧に、できるだけ速く板書する必要がある。
・堂々とした態度で生徒の前に出る。
・教師が授業中に分からなくなったら生徒に考えさせてみる。授業は生徒主体、教師だけで進めるのではなく、生徒に考えさせる授業を展開する。
・・・・・
等々の意見が挙がった。
課題も出された。今回の課題は、自分版教育実習生心得の作成である。
議論の結果も踏まえて、自分なりの教育実習生心得を作成する。
11月の抱負
11月からは、大学主催の教員採用試験準備講座が開講される予定である。
情報科教育法担当のK先生から是非受講するようにと念を押されている。
開講が決まり次第、申し込む予定である。
その講座も含め、10月同様に教員採用試験に向けて勉強を進めたいと思っている。
また10月には結局受験できなかったCCNA試験を受験したいと考えている。
情報科教員としてのスキルアップのためにも取得しておきたいと思う。
何をするのか、1日のうちで何もしないということがないように、日々を有意義に過ごしたいと思う。
英語と日本語の入力について、なるほどと思いました。私は高校時代に英文タイプを習ったのでよく分かります。速度試験では、原稿から一瞬も目を離さなかったですね。
返信削除基本情報技術者試験は、最初は覚えることから始めるしかありません。「技術」が身に着くこととは違いますが、そのうち、覚えたことが繋がっていきます。午後問題は理解を深める良い問題が多いです。採用試験対策の勉強になりますから、冬休みには、過去数年分の問題をじっくり解いてください。
次に会うときは、大学の課題も見せてください。