7月が始まって4日が経過してしまったが、6月の活動報告を少しさせていただく。
ICTE情報教育セミナーin早稲田
6月12日(土)、早稲田大学西早稲田キャンパスにおいて、標記のセミナーが開催された。
このセミナーには、横浜清陵総合のI先生、鶴見総合のY先生のほか、C先生やO先生も参加していた。
12:00~関西大学の黒上先生による講演【高等学校における情報教育の役割について考える】。
高校の先生や企業によるポスターセッションも行われる。
いつもお世話になっている、横浜清陵総合高校のI先生の実践にワークショップという形で参加させていただいた。
まず、郵便ハガキの短い方の長さで10cmという長さを感じる。ここでは、手の親指と人差し指の間の間隔を覚える。
そして、覚えた10cmの間隔をもとに、紙テープを10cmの長さに10枚切っていく。
切ったテープは順番にワークシートに貼り付け、長さを定規で測る。10個のデータが揃うことになる。
自分のデータのみならず、グループのデータも集める。
自分のデータ→グループのデータ→クラスのデータ→学年のデータ多く集めていくにつれて、10cmに近いデータが多いことが分かってくる。
Excelに入力してデータの分析を作っていくわけだが、これまで与えられたデータを分析することが主だったものが、生徒自らがデータを生み出して分析していくというところに新しさがあるのだという。
この実践には、これからの分析方法や結果の導き方、また発展形が生まれる要素が多くありそうだ。
ポスターセッション後、【教科「情報」における電子教科書・教材を考える】と題したパネルディスカッションが行われた。
デジタル教科書は、協働学習のツールとして期待されているが、その実用化にはまだまだ大きな課題がありそうだ。
教員採用試験準備講座
6月も、毎週土曜日の4限・5限(14:40~17:50)に行われた。
教員採用試験1ヶ月前ということで、論作文対策の最終確認をメインとして講義・論作文指導が行われる。
毎回の講座において、最低1枚以上を書き上げ、講師の先生に添削をお願いしている。
私学の一次試験
6月上旬、埼玉県内の私立学校の一次試験を受験した。
教科「情報」での教員募集は大変少ないため、大学の掲示板等を定期的にチェックして、出来るだけ受験するようにしている。
今回受験した学校の一次試験は、一般教職教養と教科専門の筆記試験のみであった。だが、あまり出来はよくないと自覚している。
神奈川県の教員採用試験でも、一般教養は30問出題される。苦手な一般教養が差を分けるのかも知れない。
7月3日の教員採用試験とその後
7月3日(日)、横浜国立大学教育人間科学部において、神奈川県・相模原市教員採用候補者選考試験が行われた。
当日は朝8:20集合ということで、会場まで遠いので、4時起床、地元駅を5:30頃に出発して会場に向かう。
8:20集合、8:45~1時間の教科専門試験、10:15~1時間の一般・教職教養試験、13:15~1時間の論文試験が行われた。
この後、横浜清陵総合のI先生が車で迎えに来てくださったので、会場で会ったKさん、今年のインターン生とで、鶴見総合高校へ向かう。
鶴見総合高校では、今年新採のY先生が待っていた。川崎高校のK先生を待ちながら、遅めの昼食を近くのカレー屋で食べる。
K先生と合流した後、私を含め計6人で、鶴見総合において、教員採用一次試験の受験報告、インターン生に向けてのアドバイスなどを行う。さらに、Y先生から授業実践の一部を紹介していただいた。昨年までは3月まで学生だったYさんが立派なY先生となっていた。
私も教員になったら、Y先生のようになれるのだろうか…
I先生に川崎駅まで送っていただき、18時頃に解散。
7月下旬に二次試験に向けて対策をしていただく。一次試験の合否に関わらず、模擬授業の構想を持ち寄ることになる。
7月の抱負
まだまだ先だと思っていた教員採用試験…一次試験が終わってしまった。
一次試験の合格発表は7月25日(月)であるが、合否が分かる前に、二次試験の準備を徐々に進めていきたい。
また、7月は前期試験の月である。教員免許取得は「学位取得」=「卒業」が条件である。単位を取得できずに、卒業できないということは論外である。
7月は大学の授業を一番に考え、その授業の中でネタ見つけながら、日々を送っていきたいと思う。