2011年3月1日火曜日

2011/03 – 2月の活動報告と3月の抱負

第3回フォローアップの会
 2月11日(金・祝)、神奈川県立横浜清陵総合高等学校にて、第3回目のフォローアップの会が行われた。この日は、朝から雪が降り出し、日中もかなりの量の雪が降っていたことを思い出す。

<概要>
0. 参加者
 VX先生(神奈川県立横浜清陵総合高等学校)
 K先生(神奈川県立川崎高等学校、平成22年度新採)
 Kさん(神奈川大学3年、インターン生)
 Yさん(専修大学4年、インターン生、平成23年度新採)
 Aさん(平成23年度新採)
 Oさん(平成23年度新採)
 Fさん(専修大学3年)
 Mさん(専修大学3年)
 Oさん(神奈川大学3年)
1. 模擬授業  テーマ:モデル化とシミュレーション
2. VX先生による情報Bの授業実践事例

<感想・まとめ>
○私の模擬授業
【模擬授業の概要】
・「モデル化」「シミュレーション」とは何か考えさせる。
・モデル化とシミュレーションの例を示す(新聞紙の厚さ、米粒)
・モデルの種類の提示(物理モデル・数理モデル・図的モデル)
 エタノールの分子モデル(物理モデル-縮小モデルの例として)
  
   (『スクエア最新図説化学』改訂3版 第一学習社 2005 より)

 ネットワーク構成図(図的モデルの例として)
  ネットワーク構成図
   (ネットワークシミュレータを用いて再現したもの、Cisco Packet Tracerを使用)

・身近にあるモデルを探す(新聞・雑誌・取扱説明書などから)
・「モデル」としての文字(ヒエログリフ)
・まとめ(改めて、「モデル化」「シミュレーション」とは何か考える)

【生徒役の皆さんからのコメント・批評】
・現物を見せて、身近にとらえてもらう工夫があった
・大切なことはしっかりと記入してもらう工夫として、まとめは写させてもよいかも。
・受け答え良かった。
・教材が作り込まれている。
・適切な写真だった。
・自分たちでモデルを探させる活動良かった。
・Excelの拡大・縮小の工夫要。
・まとめのモデル化・シミュレーションについて、真似させても良い。
・数学っぽくなくて、分かりやすい。
・話しかけやすい雰囲気。
・グループワークで生徒たちに気付いてほしい意図をワークシートに盛り込むべき。
・Excelの操作による時間ロス、PowerPointに画像として貼り付けても良いかも。
・最後の部分は生徒に書かせる(写させる)、いい言葉でまとめてあるから。
・指示をもっと明確に出すべき。
・Excelの画面をいきなり出すと、何をやっていたのか忘れてしまった。
・Excelでの説明は、生徒の手元に何も残らなくて勿体ない。
・教材研究されていた。

【模擬授業をしてみての感想】
・「モデル化とシミュレーション」というテーマでの授業は、改めて難しいと思った。
・文系あがりの私には、Excelでたくさんの数値を扱い、モデル化とシミュレーションを行うことは困難だと思い、このようなテーマとした。
・思っていたよりも、良い評価をいただいたので良かった。
・モデル化とシミュレーションでは、最終的にはExcelでの実習になりがち。現状では、避けては通れないから、Excelでの研究も必要かと思う。同時に、Excelを使わない「モデル化とシミュレーション」の良い授業を確立することも必要かも知れない。
・授業で教える内容のみならず、授業をどのようにまとめるかといったことも考える必要がある。生徒一人ひとりに考えてほしい部分と、生徒に書き写してもらう部分とがある。それらのバランスが難しいと思うが、生徒に伝えたいことを明確に伝えられるよう工夫をしたい。

○Yさんの模擬授業
・ミニ四駆で、「モデル化とシミュレーション」を理解する。
 ・ミニ四駆…車の「モデル」
 ・作ること…「モデル化」
 ・実験…「シミュレーション」
・教科書でモデル化の手順の確認。
・サイコロのモデル化
 ・確率は本当に1/6か?
 ・Excelで乱数、数式を入力→棒グラフの作成
・グラフの表示
 ・「情報を伝える」という意味でのグラフの見せ方
 ・最大値・最小値を変えるだけで、見た目の印象が変わってくる。
・コンピュータに任せるのではなく、自分の目で見て自分で考えることが大切である。
・感想
 ・ミニ四駆での「モデル化とシミュレーション」の例えが分かりやすい。
 ・Excelの実習をしていると飽きてくる。遊びの工夫をby K先生。

○Kさんの模擬授業
・システム/モデル/モデル化とは何か? 定義
・歌手Mのファンクラブ会員の予想
 ・Excelによる予想
 ・線形近似と指数近似による予想の実行
・感想
 ・定義、もっと分かりやすく。難しい文言で分かりにくかった、
 ・文系出身の私には少々難しい。
 ・Kさんらしい授業。素晴らしいテクニックをお持ち。安心感があって良い授業。

○Oさんの模擬授業
・フォーク行列と普通の行列
・コンビニの店長さんから、どちらが良いのか調査するという想定のもとに行う。
 ・グループでフォーク行列のメリット/デメリットを考える。
・モデル化=物事の重要な要素だけを抜き出し扱いやすくする
・シミュレーション=試してみる
・地図/モデルカー
 ・省略されているところといないところ、グループで話し合う。
・感想
 ・行列から「モデル化とシミュレーション」にどのようにつなげるのか疑問に思っていたが、すべての段階がつながっていて統一感・ストーリー性のある授業であった。
 ・今までに体験したことのなかった活動だったので、個人・グループで楽しく取り組むことができた。

○VX先生による情報Bの授業実践事例紹介メモ
・Excelの基本操作、さらっと流す(ストレスをかけずに)。
 ・予めExcel上でワークシートを用意
 ・時間をかけない。
・ライフゲーム
・さいころのシミュレーション
 ・円グラフ/レーダーチャート
・セルオートマトン
・パスカルの三角形


教員採用試験準備講座
 毎週土曜日に行われる、明治大学リバティアカデミーの教員採用試験準備講座。試験期間前・期間中は休講となっていたが、2月19日に再開された。
 2月は、「論作文―序論の型」というテーマによる講義だった。教員採用試験における論作文において、どのように論展開するのかを学ぶ。そこで、「学習活動」を取り上げ、「学習活動」が学校生活の大半を占めること、そのため、学習活動が重要であることを意識した上で論作文を行うことが求められる。生徒にとって、「分かる授業」とは何かなど、具体的なテーマをもとに個人での論作文作成も行う。
 1回の講座は、大学の講義2コマ分(90分×2=180分)行われる。講義を聞き続けるor 論作文を書き続けることだけにとどまらないのがこの講座の特徴である。講座時間内では、ほぼ毎回、明大教職OB・OG、都内の教育関係者、都内学校長等などの講演がある。26日には、新宿区立中学校の校長先生より講演をいただいた。校長先生の立場から、どのような教員が求められているのか、また、東京都内の教員のOJT/Off-JTシステムについて説明していただいた。現場の教員の生の様子が分かるので、これからの学習への動機づけにもなる。


春休み後半戦
 今月は、19日に第4回フォローアップの会を控える。最後のフォローアップの会ということで、これまで以上に気合いを入れて模擬授業の教材研究等を行いたいと思っている。模擬授業のテーマは、【プレゼンテーション】【コミュニケーション】【携帯電話】のいずれかから選ぶということで、かなり幅がある。模擬授業実施者によって、授業の内容に大きな差が出る予感がしているので、自分が模擬授業を行うということの他に、他の人の模擬授業を受けることが本当に楽しみだ。
 教員採用試験に向けた学習も欠かせない。春休みが勝負の教員採用試験対策学習。一次を必ず突破できるよう、一般教養・教職教養・専門教養の学習に真剣に取り組みたいと思う。専門教養対策としては、4月に情報処理技術者試験(基本情報技術者)を控えている。資格取得・教員採用試験合格両方のために、対策を行いたい。
 いずれにせよ、十分な時間を確保できるのは、この3月きりだと思われる。神奈川県の教員採用一次試験は7月3日(日)に行われるということがアナウンスされた。刻一刻と本番が迫っているということを自覚して、集中していきたいと思う。